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2013年4月に作成された記事

2013年4月30日 (火)

無題

先日アップしたFacebookよりclip

春の叙勲に際し、父が「瑞宝中綬章」を拝受することになりました。
長年の教育研究功労により先日内示があり、先程帰宅すると正式な通知が我が家に届いてました。

受章に至るまでご尽力下さった大学関係者および、関係省庁の皆様には、今現在の父を想うとお礼の申し上げようもございません。

残された大切な1日1日を、今、一生懸命生きている父、そして少しでも質よく生きてもらうことに必死な私にとり、この時期、これほど深く心に刻まれる喜びがありましょうか。

公式決定、プレスリリーフとなる「みどりの日」までは、緘口令がしかれてはおります。

が、しかし、どういうわけか数年前の義父の叙勲拝受の時もそうでした。

各方面からの祝電、叙勲に際してのカタログやパンフレット等が早々と続々届きはじめ・・・
だから、もうよいでしょう(^-^)

父は昨年11月に胃癌と肝臓癌の末期の告知を受けました。なにもしなければ余命3ヵ月。

長年、「歯内療法」の研究に携わってきた父は、これがホントの「なんにも歯内(しない)療法」だな・・・などと、ジョークも飛ばしていましたが、本人の希望もあり、昨年暮れから化学療法を受け、図らずしも満開の桜を観ることもできました。

今は、お釣りの人生を穏やかに過ごしてます。

そこに、この栄誉ある受章。
父の人生の集大成でもあります。

5月中旬近くには、アメリカの妹ファミリーも、お祝いに急遽一時帰国することになりました。

国立劇場および皇居での式典への出席はとても今の父には叶いませんが、家族でささやかなお祝いを計画しようと思います。

父の病気の専門医である義弟がいれば鬼に金棒。主治医つきなら温泉旅行も夢じゃないかな?外泊許可もおりるでしょう(*^^*)

この受章はさることながら、元気な時には言葉にしたこともないけれど、可愛い孫達にも囲まれながら、私達娘からの「最高のパパだったよ」の言葉が何よりの勲章と思って欲しいな(^^)


退官後は十数年に渡り、母の介護を献身的に続けた父。母の言いたい放題のワガママには、苦笑しながら「ママにさんざん苦労かけたバチが当たってるらしいよ」と・・・(母ったら(笑)

確かに若い頃は家庭の全てを母に任せ、自分は仕事と研究に没頭の日々。
でもそんな時代でもありました(^-^)


現役中は仕事仕事仕事、退官後は介護介護介護・・・
他に何もなく突っ走り続けてきた父にしてみれば、天国への切符でもあるかもしれない。


生きていてこその受章。
父の喜びを共に分かち合える事が何より嬉しいです。

思えば義父、そして実父。
勲章を頂いた二人の父とはこれまた光栄な事。恥ずかしくて口に出しては言えないけれど、貴殿方は私の誇りです。(⌒‐⌒)


満開の桜を父と共に見ることができました。
次の目標は病室の窓一杯に広がる山々の景色の紅葉かなぁ(^-^)
そして再び満開の桜を・・・

少しでも長く生きて欲しい。
握った手が温かい事が何よりの幸せです。


パパおめでとう!
生きててくれてありがとう\(^-^)/!

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