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2012年3月 5日 (月)

それは一瞬の出来事

それは交差点で左折をしようと信号待ちをしているほんの一瞬の出来事でした。

左折してすぐのパーキングは満車で、そのパーキングに入るための駐車待ちの車が数台。私はその為の自然渋滞に引っかかり、一度目の信号では通過しきれず、手前で立ち往生・・・そんな状況。

6歳位の男の子を筆頭に、4歳位の女の子、2歳位の男の子を連れたお母さんが、信号を横断してたのです。

実はこのお子ちゃま達、道路を横断する前に、電信柱に繋がれて、飼い主の買い物待ちをしている小さなチワワを、撫で撫でしていたのです。よく街角で見かける光景ですよね。私も微笑ましく眺めてました。

親子4人、信号を渡り終えたのですが・・・

あろうことか一番チビちゃんの男の子、くるりときびすを返し信号を逆戻り、チワワの元に走り出したのです。お母さんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんもそれには全く気づかず、どんどん先へ歩いて行ってます。

私は大通りの真ん中で手も足も出ず・・・bearing

男の子は、1〜2回撫で撫ですると、再びみんなに追いつこうと駆け出しましたが・・・、もちろん信号は既に赤。犬の繋がれた電信柱とその信号、距離にしたら2メートル????

ヨチヨチの小走りでも、そんな距離はあっという間。全くスピードを緩める事もなく対向車が迫って来る赤信号の横断歩道に飛び出しちゃいました。(でもこれ、薄々予測していたので無力ながら私、ドアに手をかけてました。車から飛び出して助けに行く時間の余裕など恐らくなかったと思われるが。。。あっという間でしたから)対向車のドライバーさんからは、駐車場待ちの車の列で、ちっちゃな男の子の姿は死角になってます。


わぁーーーーーーっcoldsweats02と思ったほんとに一歩手前で・・・
なんと、70代くらいの御婦人が駆け寄って、男の子の手をギューッと握り、一緒に歩道に戻ってくれたのです。
きっとお孫さんがいらっしゃるのでしょうね。慣れた様子で腰をかがめ、優しい表情でお手々を繋ぎ、信号を指差し何やらおしゃべり

彼女が何処から現れたのかはわかりませんでした。


ホンの一瞬の、緊迫したその交差点での出来事。


でも、思うんですよねぇ。


あのご婦人のお陰で、どれだけの人が救われたかって。

男の子は勿論ですが・・・・。(お母さん・・・・その後この出来事に気づいたのかなぁ。っとちょっと疑問)

男の子のご家族は深い悲しみの一歩手前を救われたワケだし、男の子がこれから歩むべく将来を正常に進ませることができたのは・・・・あのご婦人のお陰。(っと誰が教えてあげられようか・・・。)
未来の恋人も、赤い糸を断ち切られずに済んだわけだし、その後に続く男の子の将来の子孫繁栄にも十分彼女は貢献しているわけで・・・・とキリがない。

そしてなんと言っても、対向車のドライバーさん・・・・。

それは子猫が飛び出してきた時の様子をご想像いただければいいような状況でしたから・・・・。


とにかく、あのご婦人の行動は多くの人の運命を正常に機能させるために、大変大変重要な役割を果したという事は間違いありません。
感謝状を贈りたい気分です。

凍りつく一瞬の、その現場の目撃者がもう1人おりました。
ピザ屋さんに荷降ろしをしていた、宅配業のお兄さん。
私の止まった時間の中で彼の手も足も出ない凍り付いたような同類の顔が何故か頭に焼き付いて印象的。

彼も私と同じような思いでいるんじゃないかなぁ。






ホンの数メートル先のホンの一瞬の出来事。
過ぎてしまえば「私も車から飛び出していく時間があったのではないか・・・」などなど、今になると様々な思いや反省が浮かぶのですが、目の前で繰り広げられるスローモーションのような出来事も、起きてるときはホンの一瞬なのです。


とにかく!
小さなお子さんのお父さんお母さん、子供の手はしっかり繋いで歩いてあげてくださいね。
危険って思いがけない所に転がってますし、気づかないところで危険にさらされていた・・・なんてこともあるのです。





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